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カブス最下位、マリナーズ首位!?
MLB大手サイトの超意外な予想。
 

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ナガオ勝司

ナガオ勝司Katsushi Nagao

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posted2020/06/07 09:00

カブス最下位、マリナーズ首位!?MLB大手サイトの超意外な予想。<Number Web> photograph by AFLO

成績を自由に予想されるのはプロ選手の定めだが、今年のダルビッシュへの期待は大きい。

カブスの優勝を予想するサイトも。

 それによると、FanGraphs.comのア・リーグ東地区は1位ヤンキース(94勝68敗)、2位レイズ(90勝72敗)と同じ結果。同中地区はインディアンス(85勝77敗)ではなく、ツインズ(89勝73敗)が優勝。

 ナ・リーグでも東地区はブレーブス(87勝75敗)ではなく、ナショナルズ(88勝74敗)が優勝し、西地区はドジャース(97勝65敗)が優勝と多少の誤差はあれ、上位を占める幾つかのチームはBaseball-Reference.comの「途中経過」と共通している。

 FanGraphs.comの「最終順位」シミュレーションが違うのはやはり、ナ・リーグ中地区のカブスが85勝77敗で優勝している部分や、ア・リーグ西地区でアストロズ(95勝67敗)が優勝し、マリナーズ(66勝96敗)が最下位である部分だ。

ダルビッシュの成績も散々な予想。

 OOTPの「途中経過」には個人記録も掲載してあるので調べてみると、ゲームのシミュレーションではカブスの先発投手陣が、完全に崩壊していた。

 カイル・ヘンドリクスこそ12試合に先発して5勝2敗、防御率3.68と健闘しているものの、左腕ジョン・レスターは2勝4敗、防御率4.57、左腕ホゼ・キンタナは2勝7敗、防御率6.60、タイラー・チャトウッドは1勝6敗、防御率6.39。

 そして我らがダルビッシュは3勝9敗、防御率6.24と散々な成績で、これでは最下位になって当然だ(複数のシミュレーション結果を列挙しているFanGraphs.comの「最終成績」より遥かに悪い)。

 今春、順調すぎるほど順調だった5人のキャンプの仕上がり具合を取材した側から見ると、「信じ難い」のひとことなのだが、個人成績はともかく、チーム成績に限って言えば、あながち有り得ない話ではないような気もする。

【次ページ】 試合数が減れば順位は荒れる。

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