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大阪杯は関東の牡馬vs.関西の牝馬。
ブラストワンピースに復権の気配。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYuji Takahashi
posted2020/04/04 19:00
昨年の凱旋門賞では敗れたが、2020年のブラストワンピースの状態は良さそうだ。
競馬を見るときぐらいは……。
つづいて関西の牝馬。ダノンキングリーが勝った中山記念で2着だったラッキーライラック(牝5歳、父オルフェーヴル、栗東・松永幹夫厩舎)は、3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳女王になったころの輝きを取り戻している。
牝馬三冠ではアーモンドアイに主役を譲ったが、昨年のエリザベス女王杯でGI2勝目をマーク。つづく香港ヴァーズで2着と、崩れなくなった。
昨年の秋華賞馬クロノジェネシスは、前走、重馬場の京都記念を圧勝して力のあるところを見せた。
そして一昨年のダービー馬ワグネリアン。3着だった昨年の大阪杯以上の出来にある。
◎ブラストワンピース
○ラッキーライラック
▲ダノンキングリー
無観客でも、馬券は前年の8割ほどの売上げを保っている。先週の高松宮記念プレビューでは印を付けなかったが、競馬を見るときぐらいは、平時と同じ気持ちでいたい。