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水沼貴史が語るリバプール南野拓実。
「今のメンバーで一番の適性」とは。
 

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水沼貴史

水沼貴史Takashi Mizunuma

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photograph byGetty Images

posted2019/12/20 20:30

水沼貴史が語るリバプール南野拓実。「今のメンバーで一番の適性」とは。<Number Web> photograph by Getty Images

豪華な攻撃陣とポジション争いができるだけでも貴重な経験だが、もっとスケールの大きな選手になれるはずだ。

次は“べらぼう”に高い選手に……。

 南野自身にとっても、あのメンバーとやれるのは成長につながるでしょう。外から見ていても合いそうな選手が多いですし、「楽しそうだな~」と羨ましい気持ちです(笑)。

 南野の移籍で忘れてならないのは、これまで欧州に挑戦してきた日本人選手たちの存在です。彼らの功績で「日本人は出来る」というイメージが欧州で定着してきましたし、それを築き上げてきたからこそ、技術やクオリティがある選手がいればすぐに獲得へ動く。移籍金も“べらぼう”に高いわけではないですから、クラブとしても狙いやすいですね。

 ただ、そう考えると、南野には“べらぼう”に高い選手になってほしいなとも思います。現地メディアによれば24歳で4年半契約。そこから28歳でリバプールと契約延長、もしくは引き抜き……気が早すぎますが、さらに名を上げる選手、日本人の価値を高める選手になってほしいです。

 また、同世代、下の世代の選手たちの意識も大きく変化したことでしょう。南野はザルツブルクの5年間のなかで、難しい時期をしっかりと乗り越えてきた。そういう「我慢」ができたことが大きい。南野に刺激を受けて、強豪クラブを目指す選手たちが現れてくることを期待したいですね。

(構成/谷川良介)

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