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5馬身差圧勝で生まれた2歳女王。
北村友一がGI3勝目、NFは17勝目。 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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photograph byKyodo News

posted2019/12/09 18:00

5馬身差圧勝で生まれた2歳女王。北村友一がGI3勝目、NFは17勝目。<Number Web> photograph by Kyodo News

2歳女王を決定するレースで、5馬身差圧勝。レシステンシアの名前を春に聞くのが今から楽しみだ。

2019年に北村騎手は化けた。

 来春の桜花賞の最有力候補になったと同時に、その先のマイル戦線でも楽しみな存在になった。

 デビュー14年目、33歳になった北村は、今年の大阪杯をアルアインで制しGI初制覇を遂げると、秋華賞をクロノジェネシスで勝ち、そしてこれが3勝目。リーディング争いでもトップテンに入り、完全にひと皮むけた印象がある。

 管理する松下調教師は、開業5年目で嬉しいGI初制覇となった。

 生産者のノーザンファームは、これでJRA・GI実施機会8連勝。JRAの年間GI勝利数も昨年の同牧場による16勝という最多勝記録を更新する17勝となった。

 2着は6番人気のマルターズディオサ、3着は3番人気のクラヴァシュドール。後方からレースを進めた1番人気のリアアメリアはレシステンシアから10馬身ほど遅れた6着に終わった。

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