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勝負の年を迎える小林誠司。
キャッチャーとしての正解とは。

posted2019/12/06 07:00

 
勝負の年を迎える小林誠司。キャッチャーとしての正解とは。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

今季は92試合で打率.244、2本塁打、19打点。プレミア12は3試合出場。'17年WBCで打率.450と大活躍した実績も。

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

PROFILE

photograph by

Nanae Suzuki

 小林誠司にこの応援歌を知っているかと訊いてみたことがある。♪意外なところで一発流し打ち、あっと驚くライトへホームラン――彼はしばらく考えてこう言った。

「……? いや、わかんないっス」

 意外なところであっと驚くホームランを打っていたのは、1980年代のジャイアンツで不動の正捕手だった山倉和博だ。その山倉、じつは“ある記録”を持っている。それが“規定打席数をクリアした打率1割台”という珍記録である。'82年、山倉が記録した打率.196以降、規定打席に達した1割打者は一人もいない。2016、'17年と2年続けて打撃成績の最下位に甘んじた小林でさえ、打率2割は切っていなかった。ところが意外な、というフレーズでバッティングを認められていた山倉に対し、小林はレギュラーとしてさえ、独り立ちさせてもらっていない。キャッチャーとしての能力は群を抜いているというのに……そう問うと、小林は言った。

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