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新しい地図・草なぎ剛×車いすバスケ。
「“一心”でメダルを獲りに行く」 

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2019/11/29 08:00

新しい地図・草なぎ剛×車いすバスケ。「“一心”でメダルを獲りに行く」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

きれいなシュートフォームを見せる(左から)鳥海連志、草なぎ剛、豊島英。車いすバスケに新たな歴史を築こうとしている。

本番で一番高いところを目指して。

草なぎ 逆にそれはプレッシャーにはなりませんか?

豊島 もちろんありますが、それ以上に今後への期待感が大きいです。ふとしたときに「リオから3年も経ったんだ」と思うことがあります。この3年間のチームの成長を振り返ると、この先の1年間でも今より日本代表は強くなれる、と感じます。

鳥海 あ、それはわかります。

豊島 いまの代表チームが目指している「トランジション(攻守の切り替え)バスケット」という軸はそのままに、細部でレベルアップできる部分がまだまだたくさんありますから。1年を切って逸る気持ちはもちろんありますが、時間はないようでまだある。とにかく本番で一番高いところを目指して、コーチ陣が考える戦術をどれだけの精度で遂行できるか。残された時間で一歩一歩進んでいきたいです。

鳥海 僕は2020年の開催が決まった時は、14歳でした。「東京」という目標があったからこそ、ここまで成長できたという実感を持っています。そういう意味で、今から東京までの1年間がずっとエンドレスに続いてほしい。そうしたらどんどん成長できるじゃないですか。

草なぎ 僕も頑張らないと! おふたりの話でなんだか元気が出てきました。

本連載は約2カ月に1度の掲載、次回は12月26日発売号の予定です。(※日本財団パラリンピックサポートセンターとの共同企画です)

豊島英(Akira Toyoshima)

1989年2月16日、福島県生まれ。中学2年生で車いすバスケを始め、日本選手権(天皇杯)でMVP3度。'12年ロンドンを経験し、'16年リオパラリンピック後は代表キャプテンを務める。WOWOW所属。

鳥海連志(Renshi Chokai)

1999年2月2日、長崎県生まれ。先天性の上下肢障がいで3歳で両足を切断。車いすバスケは中学1年生から。'16年リオパラリンピックに17歳7カ月で出場。'17年U23世界選手権でベスト5選出。WOWOW所属。

草なぎ剛(Tsuyoshi Kusanagi)

1974年、埼玉県出身。11月16日に稲垣吾郎、香取慎吾と共に『ParaFes2019 ~UNLOCK YOURSELF ~』に出演。11月27日、28日にイベント「草なぎ剛のはっぴょう会」を開催。2020年1月11日~2月2日にはKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉にて主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』に出演。

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