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堂安律&食野亮太郎をタフにした
G大阪U-23と、育成リーグへの懸念。
text by
下薗昌記Masaki Shimozono
photograph byJ.LEAGUE
posted2019/11/25 08:00
G大阪U-23時代に本間勲(左、当時栃木SC)とマッチアップした堂安律。公式戦出場機会を得ることで試合勘を磨いていった。
現時点では参加に否定的だが。
上野山取締役はエリートリーグへの参加に否定的だが、松波強化部長は「エリートリーグがどういうリーグになるのかを、J3の最終年に見極めながら、今後の育成方針について上野山さんと話をしていく」と言う。
今季のガンバ大阪U-23からは、主力がトップチームに抜擢されたり、J2リーグの他クラブに期限付き移籍したりもした。攻撃の顔ぶれは変わりながらも、J3リーグでは2位の得点数を叩き出している。
J3リーグという「リトマス試験紙」を手にしたガンバ大阪がいかなる育成の道を歩むのか――。唐山や中村、さらには来季トップ昇格が決まっている川﨑修平らダイヤの原石の磨き方が楽しみだ。