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ラグビーW杯のスター選手が集結。
トップリーグがオールスター状態!?
text by
戸塚啓Kei Totsuka
photograph byNaoya Sanuki
posted2019/11/05 20:30
南アフリカからもルルーやフェルミューレンらがやってくる。少し前では信じられないほどの豪華さだ。
「一生に一度」レベルの妙技がまた見られる。
2部リーグに相当するトップチャレンジリーグでも、ワールドクラスのデュオを見ることができる。近鉄に入団したオーストラリアのウィル・ゲニアとクウェイド・クーパーだ。
ゲニアは3大会連続出場となった今回のW杯で背番号9を着け、チームの攻撃をオーガナイズした。クーパーは'15年のW杯メンバーで、創造性豊かなスタンドオフである。
近鉄と言えば、日本代表ロックのトンプソンルークがプレーするクラブだ。オーストラリアのハイレベルな二人を加えたチームは、今月17日からトップリーグ昇格を争うリーグ戦に挑む。
サッカーJリーグやバレーボールVリーグ、卓球Tリーグなどでも世界的な選手がプレーしているが、今シーズンのトップリーグは豪華絢爛である。およそどの試合でもW杯プレーヤーが、それも世界的なビッグネームがピッチに立つ。必然的にリーグのレベルは押し上げられ、日本人選手もスキルを上げていくだろう。
いまなお興奮の余韻が残る今回のW杯は、「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」をキャッチフレーズとした。国内では一生に一度しか観られないと思われた妙技が、私たちのすぐそばで繰り広げられていく。