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ジェッツがまさかの最下位スタート!?
地元出身、原修太の成長が苦境を覆す。
text by
吉川哲彦Akihiko Yoshikawa
photograph byB.LEAGUE
posted2019/11/02 08:00
国士舘大を経て2015年に千葉に加入した生え抜きの原。昨季レギュラーシーズンは48試合に出場し平均3.3得点。今季はそれ以上の活躍に期待がかかる。
3x3を経験し、フィジカルも強化。
オフの間には3x3に挑戦。PREMIERリーグでプレーしただけでなく、日本代表候補として合宿にも招集された。
「5人制に比べると笛が鳴らないので、ファウルされても決めきるとか、プレーの面ではタフになったんじゃないかと思うし、同じバスケでも違う競技のようなところがあるので良い刺激になった」と手応えを感じた。
チームでも新任の大村将基スキルディベロップメントコーチの下で体の強さを活かしたプレーを重点的に磨き、その成果も表れ始めているという。「自分がチームの勢いを作り、起点にもなれると思います」という言葉は、自身の成長に確信を抱いている証だ。
「絶対に良いチームになる」と断言する原の活躍こそが、千葉をさらなる高みに押し上げるに違いない。