語ろう! 2020年へBACK NUMBER
新しい地図・稲垣吾郎×車いすラグビー。
日本代表選手が語る、戦略と言霊。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byAsami Enomoto
posted2019/08/02 07:00
稲垣吾郎に車いすラグビーの魅力を語った(左から)乗松聖也、倉橋香衣、池透暢。
10月開催のWWRCにぜひ注目を。
乗松 もちろん応援はとても大きな力になるのでたくさんして欲しいのですが、試合中に知っている人の顔が目に入ると、集中が切れやすくなるという面もあって(苦笑)。10月に東京でWWRCという大きな大会があり、2020年と似た会場の雰囲気を作れたらいいなと思っているので、是非多くの人に応援に来て欲しいです。
稲垣 それは僕も観に行きたいな。日本は年々、強くなっていると感じますか。
池 強くはなっていますが、競技全体のレベルが上がっているので油断は絶対にできません。日本も含めた上位5カ国が肩を並べている状態です。(※最新の世界ランキングは1位オーストラリア、2位米国、3位日本、4位イギリス、5位カナダ)
乗松 今はランキング上位にいない国でも、あと1年あればいくらでも強くなります。どの国が金メダルをとってもおかしくないスリリングな大会になると思いますよ。
本連載は約2カ月に1度の掲載、次回は8月29日発売号の予定です。(※日本財団パラリンピックサポートセンターとの共同企画です)