新刊ドラフト会議BACK NUMBER

『あと一歩!逃し続けた甲子園』
出られそうで出られない。
甲子園「悲願校」の涙。

posted2019/06/11 07:30

 
『あと一歩!逃し続けた甲子園』出られそうで出られない。甲子園「悲願校」の涙。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

『あと一歩!逃し続けた甲子園』田澤健一郎著 KADOKAWA 1400円+税

text by

高木遊

高木遊Yu Takagi

PROFILE

photograph by

Sports Graphic Number

「優勝できなければ準優勝も初戦敗退も同じ。敗者であることに変わりはない」

 スポーツの世界でよく耳にするこの言葉を高校野球に当てはめれば、「優勝」を「甲子園出場」に置き換えることもできるだろう。それだけ高校野球に携わる者にとって「甲子園に出たことがあるか否か」は大きな違いを持つ。

 私自身の取材の中で、1度だけ甲子園の土を踏んだある現役監督は「甲子園は麻薬。1度味わうとやめられなくなる」とやや物騒な例えをし、甲子園を逃した元高校球児から「今でも負けたあの試合のことを夢に見る」という言葉を聞いたのは1度や2度ではない。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
ウェブ有料会員になると続きをお読みいただけます。

関連コラム

高校野球の前後のコラム

ページトップ