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春の天皇賞、本命はフィエールマン。
ルメールは「盾男」たちに並べるか。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYasuo Ito/AFLO
posted2019/04/27 09:00
1月のAJCCでは頭差の2位だったフィエールマン。間隔、距離ともに、優勝した菊花賞を再現するようなリズムで天皇賞に臨む。
本命はフィエールマン、凱旋門賞も大騒ぎに?
ここで印を。
◎フィエールマン
○エタリオウ
▲グローリーヴェイズ
フィエールマンは10月6日の凱旋門賞にも登録している。ここの結果次第だろうが、昨年の有馬記念を勝ったブラストワンピース、今年の皐月賞馬サートゥルナーリア、一昨年の菊花賞馬キセキらと一緒に参戦するとなれば、アウェーのパリロンシャン競馬場のターフを「日本化」し、自分たちに都合のいい流れをつくることもできるのではないか。
これにアーモンドアイがいれば大騒ぎになっただろうが、アーモンドアイがいなくても、ひょっとしたらと思わせてくれる面々だ。
平成最後の天皇賞が、日本の競馬史においてどのような意味を持つレースになるか、楽しみに待ちたい。