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GK大国ドイツが抱える後継者問題。
ノイアーの後釜はニュベルだけか? 

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遠藤孝輔

遠藤孝輔Kosuke Endo

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posted2019/05/04 10:00

GK大国ドイツが抱える後継者問題。ノイアーの後釜はニュベルだけか?<Number Web> photograph by Getty Images

シャルカーにとって最後の希望になりつつあるアレクサンダー・ニュベル。移籍も噂されているが……。

CLに出られるクラブへの移籍はあるか。

 実際、ウルライヒは昨シーズンにその言葉を証明した。バイエルン加入後の2シーズンをほぼベンチで過ごしながら、3年目にキャリアハイと言えるパフォーマンスを披露し、怪我で長期離脱していたノイアーの穴を見事に埋めてみせたのだ。たしかに、彼は成長を遂げていたわけだ。だが、当のウルライヒはハマンとは逆の意見だ。『スポーツビルト』でこう語っている。

「22歳でマヌ(ノイアーの愛称)の控えになりたいとは思わないな。彼がプレーしたいんだったら、バイエルンに来る意味はないよ。それが僕の考えだ。それにウチにはクリスティアン・フリュヒトルという非常に優秀な若手がいるしね」

 フェールマンの控え要員だった頃に移籍を志願したニュベルの性格からしても、ハマンの提案に乗るとは考えにくい。ただ、低迷するシャルケに留まっていても得られるものが少ないのは確かだろう。ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督やアンドレアス・ケプケGKコーチはCL出場経験の重要性をよく口にしているし、ノイアーも若い頃にCLで大きな自信を手に入れた。

 ドイツの誇りだった名ストライカーの系譜はミロスラフ・クローゼを最後に途絶えている(後継者と目されたティモ・ベルナーが期待に応えられていない)が、果たしてGKはどうなるか。テア・シュテゲンより下の世代では唯一とも言える逸材、ニュベルに懸かる期待はこれからどんどん膨らんでいくだろう。

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