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就活は新日本プロレス株式会社へ!
棚橋弘至が「欲しい人材」とは? 

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原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2019/03/20 08:00

就活は新日本プロレス株式会社へ!棚橋弘至が「欲しい人材」とは?<Number Web> photograph by Essei Hara

「どれだけ偉大な過去でも未来は作れない。新日本プロレスの未来はキミなんだ!」と就活生に呼びかけた棚橋弘至。

できない理由を言う人でなく、必死に考える人を。

「基本的に、新日本プロレスを知っている人であること。でも、エキスパートはいらない。新しい発想を持ったエネルギッシュな人たちと仕事がしたい。できない理由をいう人ではなく、厳しくてもどうしたらできるかを必死に考えて働ける人がほしい。必ずしもうまくいくとは限らなくても」

 メイ社長は求める人材に言及したうえで、最後に就活生にこう投げかけた。

「働く理由は人によって変わる。もし、嫌なことがあっても、自分にとって大事なことが満たされていれば、ある程度は我慢できる。でも、私はつべこべ言わずに我慢しろとは言わない。悩みや苦しい時は、私のドアはいつでも開いているから相談に来てほしい。みなさんといっしょにプロレスの歴史を作って行きたい」

「逃げずに受け身を取りまくってください」

 メイ社長に続いた棚橋弘至はそのまま就活が出来そうなスーツに身を包んでリングに登場してコーナーに上がった。

「ボクも4年間大学に通いましたが、みなさんのような就職活動はしていません。プロレスラーになりたかったので、自分で体を鍛えていた。入門テストに合格したので、大学3年の時にいわば内定をもらった」

 そんなわけで棚橋に就活の知識はないけれど、プロレスラーは「受け身の数だけ強くなる」と語り始めた。

「受け身を日常生活に置き換えると、大きな問題が起こったり、就活でしんどいと思っても、逃げずに真正面から向かっていく。そうすると心が強くなります。辛い気持ちは心の筋肉痛であり、乗り越えるとメンタルが一回り強くなる。だから、逃げずに受け身を取りまくってください」

【次ページ】 「本人が認めなければ疲れではない」

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