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就活は新日本プロレス株式会社へ!
棚橋弘至が「欲しい人材」とは?
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2019/03/20 08:00
「どれだけ偉大な過去でも未来は作れない。新日本プロレスの未来はキミなんだ!」と就活生に呼びかけた棚橋弘至。
新日本プロに就職するメリットとは?
では、新日本プロレスに就職するメリットとは何だろう?
一日中プロレスにかかわることができる。
プロレスの話ができる。レスラーとも話せる。
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勢いがある会社で、知名度が高い。どこに行っても内外を問わず、試合を見たことはなくても、認知されている。
大きな会社だと難しいが、小さい会社だから手ごたえを実感できる。
いいアイディアがあれば、新しいビジネスになる可能性がある。色々なことにチャレンジできる。道を切り開く開拓者になれる。
そういったことができる面白さを、メイ社長は強調した。
事業は世界規模で展開中!
プロレス・グッズの売り上げは内藤哲也のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを筆頭にいまだにいい数字を示している。
世界に発信する「新日本プロレスワールド」の動画インターネット配信はまだ満足のいく数字は得られていないというが、年間400時間のコンテンツは時代と戦略に沿った重要な部分を占めている。
新日本プロレスは、プロレス団体として日本では第1位、世界では第2位の位置を占める。世界の1位は言わずと知れたアメリカのWWE(ワールド・レスリング・エンタテインメント)であり、その差が大きいのは事実である。
だが、WWEとても最初から大きかったわけではない。その前身であるかつてのWWWF(ワールド・ワイド・レスリング・フェデレーション)時代は、アメリカで3番目となるニューヨークの地元団体であったのだ。
何百人、何千人規模の会社で働いてきたメイ社長にとって新日本プロレスは小さな会社である。だが、新日本プロレスは有名である。名が知れているということを放っておく手はない。
もっと上に行ける「相当の可能性がある」という。