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日本のエース・比江島慎でも控え!?
好調の栃木ブレックスが持つ「強み」。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byB.LEAGUE
posted2019/03/15 08:00
2月のW杯アジア予選Window6ではイラン戦24得点、カタール戦12得点とエースとしての力を見せた比江島。
ファン増加は戦力補強と同じ。
シーホースとの2戦目、ブレックスアリーナは過去最多となる4658名の観客を収容した。
奇しくも、来季もブレックスにB1のクラブライセンスが交付されるとリーグが今週発表したが、その際に、ブレックスアリーナには5000人を越える観客を収容できる準備が整ったと、リーグ側がお墨付きを与えた。今後はさらに、試合日に会場を埋めるファンの数が増える可能性が出てきた。
ブレックスのチームカラーやチームカルチャーを知り、ともに戦うファンの数が増える。それはシーズン途中の戦力補強と同じくらい心強いものだ。
田臥を欠き、3Pキングの喜多川も完全復帰はもう少し先になり、比江島もスタメンを約束されていない。
しかし、チームの6人目のメンバーたる会場のファンが、さらに増える可能性がある。
だからこそ、ブレックスには向上の余地がある。そこに底知れぬ伸びしろと、大いなる可能性を見いだせるのである。