スポーツ百珍BACK NUMBER
J本拠地のネーミングライツ大調査。
実は知らない正式名、多い業態は?
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byJ.LEAGUE
posted2019/03/01 18:30
鳥栖vs.名古屋の開幕戦でお披露目となった「駅前不動産スタジアム」。看板、目立ってます。
一度使ってほしい「どらパー」。
なお鳥取は、とりスタだけでなく「チュウブYAJINスタジアム」(チュスタ/芝生生産販売、管理)も使用している。
同じ鳥取県内には米子市に「どらやきドラマチックパーク米子」(丸京製菓)というパンチの利いたところもある。ガイナーレがJリーグに加盟してからは使用していないが、一度くらい「どらパー」という表記を見てみたい気がする。
業種を分類してみると……。
最後に業種ごとの数をまとめてみた。メーカーや販売系は「何を作ったり売ってるのか」という分類にしている。
銀行:6 大銀ド、中銀スタ、いわスタ、あきスタ、とうスタ、とりスタ
自動車関係:5 日産ス、BMWス、ニッパツ、Cスタ、ダイスタ
建築、不動産関係:5 サンアル、駅スタ、三協F柏、みらスタ、ミクスタ
電機・機械関係:4 アイスタ、パロ瑞穂、パナスタ、ヤンマー
食品関係:4 味スタ、鳴門大塚、正田スタ、えがおS
<2つ>
インフラ関係:ユアスタ、ピカスタ
家電量販店:Eスタ、Ksスタ
<1つ>
化粧品:ノエスタ
放送局:NACK5
ソフトウェア開発:NDスタ
医療機器開発:フクアリ
総合化学:デンカ
通販:ニンスタ
IT:トラスタ
ゲーム系:レベスタ
酒造:白波スタ
医療法人:タピスタ
物流:ギオンス
トップの銀行は、東北から甲信、九州までまんべんなくある。地方で盤石の地盤があるのだろう。
また自動車関係、家電など機械関連、建築系も多い。日本の産業を支えているのはやっぱり、こういう企業なんだなとJリーグを通して実感した。