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今週末、日本バスケ界の運命が決まる!
イランに激勝の先、本当の夢とは?
text by
田中大貴Daiki Tanaka
photograph byKyodo News
posted2019/02/22 17:00
日本代表は渡邊雄太、八村塁が不在でもチーム最多26得点を挙げたニック・ファジーカスを中心に強さを見せた。
「Bリーグ発足3年目の今年と、来年が正念場」
「Bリーグ発足3年目の今年と、4年目の来年は正念場。ここを超えてこそ未来がある。むしろ、スタート地点かもしれない」
大河チェアマンはそう言って手綱を締めます。
60歳の大河チェアマンは大手都市銀行での勤務経験と、日本サッカー協会で培ったノウハウを最大限に生かし、バスケットボール界が一丸となって進むための舵取り役を担ってきました。
Jリーグは3年目に勝負の時が来たといいます。サッカーですらファンの拡大に苦労したプロ化3年目を、バスケットボールはワールドカップと東京五輪出場権をかけて迎えています。
日本バスケットボール応援プロジェクトのスローガンは「日本一丸」です。あとから振り返ったとき、「2019年があったからこそ今がある」と言えるような年にするためにも――まずは24日のカタール戦に勝利して、「日本一丸」で日本バスケ界の歴史を前に進めましょう。