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かかあ天下か亭主関白か。移籍した大野奨太の場合。~キャッチャーの振る舞いは、立場で変わる~ 

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石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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photograph byKYODO

posted2018/06/04 11:00

かかあ天下か亭主関白か。移籍した大野奨太の場合。~キャッチャーの振る舞いは、立場で変わる~<Number Web> photograph by KYODO

松坂が日本での12年ぶりの勝利を挙げた4月30日も大野(左)がマスクを被り、6回1失点の好投を引き出した。

 女房役と言われるキャッチャーには二通りのタイプがいる。ピッチャーを立てて気持ちよく投げさせようという“亭主関白”タイプと、キャッチャー主導でピッチャーを引っ張ろうとする“かかあ天下”タイプだ。

 今シーズンからドラゴンズへ移籍した大野奨太は、ファイターズ時代、かかあ天下タイプのキャッチャーだという声をよく耳にした。しかし今シーズン、大野が亭主を立てているという話があちこちから聞こえてくる。

 松坂大輔が2度目の先発をした4月19日のタイガース戦。試合前のブルペンで調子が悪かった松坂に対し、大野は初回、すべての球種を要求した。高山俊、西岡剛、糸井嘉男の3人に投じた15球のうち、ストレートが4球、スライダーが6球、チェンジアップが2球、カットボール、フォーク、カーブが1球ずつ。試合後、松坂はこう言っていた。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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