SCORE CARDBACK NUMBER

豊富な知識と経験を武器に、明治を復活に導く新監督。~帝京、サントリー、エディーを教材に~ 

text by

大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

PROFILE

photograph byNobuhiko Otomo

posted2018/03/28 10:00

豊富な知識と経験を武器に、明治を復活に導く新監督。~帝京、サントリー、エディーを教材に~<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo

今季はヘッドコーチとして丹羽政彦監督を支え、大学選手権決勝で帝京大に1点差と肉薄したチーム作りに貢献。

「来季はキヨノリが監督になるでしょ。明治は強くなるね」

 言葉の主は大学選手権9連覇の絶対王者・帝京大の岩出雅之監督である。「キヨノリ」とは3月2日に明大ラグビー部新監督就任会見を行った田中澄憲のこと。だがこの言葉を聞いたのは今年1月、大学選手権決勝を2日後に控えた帝京大グラウンドだった。

「あいつは採用担当でずっとここに通って、ウチのこと見てたからね。わかっとるよ」

 大学ラグビーの頂点に君臨する名将は、ライバル校の指導者人事も把握していた。田中自身、帝京大の強さを深く認識していた。「このままだったら帝京は10連覇しますよ」

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 615文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

#明治大学
#田中澄憲

ラグビーの前後の記事

ページトップ