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香川真司「周りがいくら騒ごうが」
熱狂のベシクタシュで今思うこと。
 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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posted2019/02/14 11:00

香川真司「周りがいくら騒ごうが」熱狂のベシクタシュで今思うこと。<Number Web> photograph by AFLO

ホーム初戦で香川は得点に絡めなかったが得意のターンで攻撃のリズムを作った。ファンの期待も日ごとに高まっているようだ。

自分のやるべきことに集中する。

 これまでのキャリアと同じように、香川はサポーターの音楽のなかで生きている。

 その中で変わっていくものもある。ピッチに立ち続けることで選手としての価値を高めていく一方で、安定を望んだ結果、成長曲線が停滞することだってある。

 そして数多の誘惑や選択肢が転がっているヨーロッパサッカーでのし上がっていくためには、何が必要なのか。間もなく30歳を迎える香川は、それを理解しつつあるのだろう。だからこそ、彼の視界の先にあるのはただ1つの真理だ。

「結果を残すためにフォーカスし続けたいです。周りがいくら騒ごうが、それを自分自身のプレッシャーに変えていかないといけないので。自分のやるべきことに集中し続けたいなと思っています」

 ゴールだけを見すえ、香川は新天地での戦いに踏み出している。

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