F1ピットストップBACK NUMBER
F1の最低重量10kg増、実は大改革。
長身ドライバー不利は改善するか。
text by
尾張正博Masahiro Owari
photograph byAFLO
posted2019/02/10 11:00
今季ルノーで同僚となるヒュルケンベルグ(左)とリカルド(中央)はいずれも長身ドライバー。最低重量の新規定を歓迎する。
70kg以上のドライバーは9人。
なお2019年に参戦するドライバーのうち、体重が70kg以上あったのは以下の9人である。
バルテリ・ボッタス(173cm、70㎏)
ダニエル・リカルド(179cm、70kg)
ニコ・ヒュルケンベルグ(184cm、74kg)
ロマン・グロージャン(181cm、71kg)
ランス・ストロール(180cm、70kg)
キミ・ライコネン(175cm、71.5kg)
アレックス・アルボン(186cm、74kg)
ロバート・クビサ(183cm、72kg)
ジョージ・ラッセル(185cm、70kg)
新しいシーズンのF1を戦う新車は、まず2月7日にハースが発表。11日からは他チームも続々と公開していく。
これまでも、世界最高峰のマシンを開発してきたF1のエンジニアたちは、レギュレーションによる規制を上回るマシンを作り上げてきた。果たして、'19年のニューマシンはいかなる出来となっているのか。そして、そのマシンのステアリングを握るドライバーたちは、どこまで体を鍛えているのだろうか。
その答えは、2月18日からスペイン・バルセロナにあるカタロニア・サーキットでスタートする合同テストで明らかになる。