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2018年のGI予想と結果を振り返る。
ヒットは安田記念、収支は……。
posted2019/01/19 09:00
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph by
Keiji Ishikawa
今、日本には24の平地JRA・GIレースがある。昨年、2018年はJBC3競走が京都で開催されたが、それらを含まず24レース、である。
24レースのうちダートは2レースで、あとはすべて芝。2歳限定は3レース、3歳限定は7レース、牝馬限定は6レース。
施行競馬場は、東京が8、京都と阪神が5、中山が4、中京が2レースとなっている。中山が集客力のわりに少ないのは、障害のJ・GIが2つ行われているからか。
本稿では昨年、ゴールデンウィーク進行のため掲載しなかったNHKマイルカップを除く平地JRA・GI23レースのプレビューで、勝ち馬予想の印をつけてきた。そこで、今回は、その成否を振り返る、「平成最初で最後の年間GI反省会」をしてみたい。
以下に、2018年の平地JRA・GI全24レースの勝ち馬と、その馬に筆者がつけた印、種牡馬、厩舎、騎手、生産者、筆者の本命馬と着順を列挙する。
< フェブラリーステークス >
勝ち馬ノンコノユメ(トワイニング、美浦・加藤征弘、内田博幸、社台ファーム)
◎サンライズノヴァ 4着
< 高松宮記念 >
勝ち馬ファインニードル(アドマイヤムーン、栗東・高橋義忠、川田将雅、ダーレー・ジャパン・ファーム)
◎ファインニードル
< 大阪杯 >
勝ち馬▲スワーヴリチャード(ハーツクライ、栗東・庄野靖志、ミルコ・デムーロ、ノーザンファーム)
◎サトノダイヤモンド 7着
< 桜花賞 >
勝ち馬○アーモンドアイ(ロードカナロア、美浦・国枝栄、クリストフ・ルメール、ノーザンファーム)
◎ラッキーライラック 2着
< 皐月賞 >
勝ち馬エポカドーロ(オルフェーヴル、栗東・藤原英昭、戸崎圭太、田上徹)
◎タイムフライヤー 10着
< 天皇賞・春 >
勝ち馬▲レインボーライン(ステイゴールド、栗東・浅見秀一、岩田康誠、ノーザンファーム)
◎クリンチャー 3着
< NHKマイルカップ >
勝ち馬ケイアイノーテック(ディープインパクト、栗東・平田修、藤岡佑介、隆栄牧場) 予想せず
< ヴィクトリアマイル >
勝ち馬ジュールポレール(ディープインパクト、栗東・西園正都、幸英明、白老ファーム)
◎リスグラシュー 2着
< オークス >
勝ち馬アーモンドアイ
◎アーモンドアイ
< 日本ダービー >
勝ち馬注ワグネリアン(ディープインパクト、栗東・友道康夫、福永祐一、ノーザンファーム)
◎ブラストワンピース 5着
< 安田記念 >
勝ち馬モズアスコット(フランケル、栗東・矢作芳人、ルメール、米国サマーウインドファーム)
◎モズアスコット
< 宝塚記念 >
勝ち馬ミッキーロケット(キングカメハメハ、栗東・音無秀孝、和田竜二、ノーザンファーム)
◎パフォーマプロミス 9着
< スプリンターズステークス >
勝ち馬○ファインニードル
◎ナックビーナス 7着
< 秋華賞 >
勝ち馬アーモンドアイ
◎アーモンドアイ
< 菊花賞 >
勝ち馬フィエールマン(ディープインパクト、美浦・手塚貴久、ルメール、ノーザンファーム)
◎ジェネラーレウーノ 9着
< 天皇賞・秋 >
勝ち馬○レイデオロ(キングカメハメハ、美浦・藤沢和雄、ルメール、ノーザンファーム)
◎マカヒキ 7着
< エリザベス女王杯 >
勝ち馬▲リスグラシュー(ハーツクライ、栗東・矢作芳人、ジョアン・モレイラ、ノーザンファーム)
◎ノームコア 5着
< マイルチャンピオンシップ >
勝ち馬△ステルヴィオ(ロードカナロア、美浦・木村哲也、ウィリアム・ビュイック、ノーザンファーム)
◎モズアスコット 13着
< ジャパンカップ >
勝ち馬アーモンドアイ
◎アーモンドアイ
< チャンピオンズカップ >
勝ち馬ルヴァンスレーヴ(シンボリクリスエス、美浦・萩原清、M・デムーロ、白老ファーム)
◎ルヴァンスレーヴ
< 阪神ジュベナイルフィリーズ >
勝ち馬▲ダノンファンタジー(ディープインパクト、栗東・中内田充正、クリスチャン・デムーロ、ノーザンファーム)
◎シェーングランツ 4着
< 朝日杯フューチュリティステークス >
勝ち馬○アドマイヤマーズ(ダイワメジャー、栗東・友道康夫、M・デムーロ、ノーザンファーム)
◎グランアレグリア 3着
< 有馬記念 >
勝ち馬△ブラストワンピース(ハービンジャー、美浦・大竹正博、池添謙一、ノーザンファーム)
◎レイデオロ 2着
< ホープフルステークス >
勝ち馬サートゥルナーリア(ロードカナロア、栗東・中竹和也、M・デムーロ、ノーザンファーム)
◎サートゥルナーリア