沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
アーモンドアイの敗北は考えづらい。
ジャパンカップで現役最強を証明へ。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYuji Takahashi
posted2018/11/24 08:00
3歳牝馬ながら現役最強と多くの人が口を揃えるアーモンドアイ。ジャパンカップでそれを証明できるか。
秋華賞後のトラブルも問題なし。
ということで、印を。
◎アーモンドアイ
○キセキ
▲スワーヴリチャード
△サトノダイヤモンド
×シュヴァルグラン
アーモンドアイは秋華賞のあと、熱中症のようになってふらつき、歩様を乱したことの後遺症が心配された。が、ノド鳴りや鼻出血のように持病となり得る性質の疾病ではなく、何より競走能力に影響するものではない。国枝調教師が「一過性のもの」とコメントしているように、心配はないだろう。
外国馬は最少タイの2頭と、国際招待レースとしては寂しくなったが、アーモンドアイの参戦は、それを補って余りある華やかな風を吹き込んだ。
終わってから、「どうして今年の凱旋門賞に出なかったんだ」「今年のジャパンカップは『アーモンドアイカップ』だったね」といった声がそこここで聞こえるような、ものすごい走りを見せてほしい。