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3冠王手。青山学院の分厚さと、
原晋監督の根っこにある反骨精神。 

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生島淳

生島淳Jun Ikushima

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photograph byShunsuke Mizukami

posted2018/11/05 11:45

3冠王手。青山学院の分厚さと、原晋監督の根っこにある反骨精神。<Number Web> photograph by Shunsuke Mizukami

胴上げされる青山学院大の原晋監督。大学駅伝でお馴染みの光景となったがチームに慢心はまったくない。

反骨精神こそが原監督の土台。

 私は青学大、そして原監督の指導方針の根っこにあるのは、反骨精神にあると思う。

 監督の人生を振り返ってみると、東京の大学への進学を夢見ながらも、それがかなわなかったことや、実業団では期待されながらも、結果が残せなかったことなど、挫折も少なくない。

 中京大出身ということもあって、関東の学校の指導者としては“外様”でもある。

 こうした経験が反骨精神を生み、パワーとなってきた。だからこそ、原監督は「鬼塚対吉田祐」というような構図を好む。

 今回の全日本、原監督にとっては会心のレースだったのではないか。

 反骨の人は、箱根5連覇、そして2度目の3冠に向けて盤石の態勢を整えるだろう。

 青学無双は、まだまだ続く。

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