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高橋由伸監督の雰囲気が変わった!
巨人が一体となって狙うCS下剋上。
text by

鷲田康Yasushi Washida
photograph byKyodo News
posted2018/10/12 13:00

エース菅野の好投をベンチで迎えた高橋由伸監督。辞任表明によるチーム一体となったラストスパートで、CSでの下剋上を果たせるか。
高橋監督の思いに選手はどう応えるか?
巨人にとってファーストステージの戦いはもちろん、ヤクルトの第1戦先発が予想される小川泰弘投手を巨人打線がどう攻略するのか。
またヤクルトの強力打線を巨人の先発陣がどう抑え込めるかにかかるのだろう。
ただ、同時にペナントレースからリセットされたこの別物の舞台を、高橋監督がどんなタクトを振るって戦い抜くのか。
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それに選手がどう応えるのか。
そこも見どころになるのかもしれない。
あっさり負ければたった2試合。ただ、日本シリーズまで勝ち抜けば基本的には最大で16試合となる。そこにこそ3年間の高橋野球の本当の姿が、見えてくるはずである。
