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大谷翔平の投手復帰は成功なのか。
2014年の田中将大から考える。
 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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posted2018/09/03 19:00

大谷翔平の投手復帰は成功なのか。2014年の田中将大から考える。<Number Web> photograph by Getty Images

88日ぶりに投手として復帰したが今季2敗目を喫してしまった大谷翔平。

すべての答えはこの日だけでは分からない。

 炎症が治まり、患部の腫れが引けば、投げられる状態にはなる。ただ、そこでいかに投げることを我慢して、周囲の強化やリハビリをやり遂げられるかがカギというわけだ。

「自分で思っているよりも緊張していたのかな」

 こう振り返った復帰登板。

「完成度も含めて、それほど高いわけ(投球内容)ではなかった。もちろん100を求めていますけれど、なかなか難しいのかと思う。何とか次の登板で少しでも良くなるように進んでいきたいと思います。

 (肉体的には)いまのところは大きな問題はないですが、明日になってみないと張りとかも分からないと思います」

 そう、すべての答えはこの日ではない。

 明日の大谷の肘がどうなっているのか。来年のキャンプでどれだけの練習ができるようになり、シーズンでどれだけ投げられるようになっているのか。

 誰も知らない道を、背番号17は歩まなければならない。

 この日のマウンドは、その第1歩ということである。

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