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モドリッチ、W杯後の独占告白。
「自分たちの不運にがっかりした」
text by
ズドラブコ・レイッチZdravko Reic
photograph byJasmin Krpan/SIPA
posted2018/08/06 10:30
所属するレアル・マドリーとそのチームメイトたちは、「クロアチアの歴史的偉業 」とモドリッチを絶賛する声明を公式に出した。
「このチームには未来がある」
「ロシアW杯のための合宿地に到着したとき、僕らはこの大会を素晴らしいワールドカップにしたいと願っていた。
そしてとても遠いところからスタートして……。去年の初秋は辛かったのをよく覚えている。予選最終戦で突破を決めることができず、プレーオフに回ったときは最悪だった。
悲壮な覚悟で僕らはキエフに行ったんだ。それはズラトコ・ダリッチ監督になって最初の試合でもあった。
そして彼が適切な言葉と行動で、僕らの自信を直ちに取り戻してくれた。アウェーでウクライナに勝利した(2-0)ことが、この冒険の出発点だった」
――それでは2年後のEURO2020の目標は何でしょうか?
「監督やチームスタッフとともに、僕らは統一感に溢れた素晴らしいグループを作りだした。このチームには未来がある。サポーターともひとつになっている。
僕自身については、まず家族とゆっくりしたい。それから友人たちと話したりして……。
今後のことを語るのはまだちょっと早い。僕にとってチェックのユニフォームを着て代表でプレーするのは――たとえ練習ですらも――これまでも心からの喜びだったし、それはこれからも変わらない。
このチームのキャプテンであることを、僕は心から誇りに思う」