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モドリッチ、W杯後の独占告白。
「自分たちの不運にがっかりした」 

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ズドラブコ・レイッチ

ズドラブコ・レイッチZdravko Reic

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photograph byJasmin Krpan/SIPA

posted2018/08/06 10:30

モドリッチ、W杯後の独占告白。「自分たちの不運にがっかりした」<Number Web> photograph by Jasmin Krpan/SIPA

所属するレアル・マドリーとそのチームメイトたちは、「クロアチアの歴史的偉業 」とモドリッチを絶賛する声明を公式に出した。

ボバンやスーケル以上の結果は想定外だった。

――ロシアからの帰国に際して、これほどの人々に迎えられると予想していましたか?

「信じられない。こんな歓迎を受けるなんて、本当に信じられない!

 '98年ワールドカップのとき僕は12歳で、まだ生まれ育ったザダルでプレーしていた。クロアチアとして初めて出場したワールドカップで、ボバンやスーケルたちが3位という素晴らしい結果を得たことに本当に感動した。

 ただそのときは、自分も同じようなこと、まさかそれ以上のことを成し遂げられるとは想像もしていなかった。

 人々の熱気に圧倒されたし、自分は幸せだと思った。

 帰国した、この日のことは決して忘れない。

 飛行機がクロアチア領空に入ったとたんに、管制塔の司令官が無線を通して僕らを祝福してくれた。それから2機の飛行機が現れて、僕らをザグレブの空港までエスコートしたんだ。

 鳥肌が立ったよ。

 空港に到着してからバン・イェラチッチ広場にたどり着くまで、もの凄い数の人たちに迎えられて正直身体が震えたし、ちょっと涙が出た。監督も涙を浮かべていたよ」

監督の励ましで微笑むことができるように。

――決勝の結果は消化することができましたか?

「試合終了のホイッスルが鳴ったときにはとても落ち込んだ。でも監督が僕らに言葉をかけてくれて、それで気持ちを持ち直すことができたし、微笑みも浮かべられた。

 自分たちがこのワールドカップで実現したこと、ここまでの道のりと繰り返してきた努力への思いが、誇りとともに胸に去来した。

 ロシアまで来てくれたサポーターや、国で僕らとともに一喜一憂していた人たちと、喜びを分かち合おうという気になった」

【次ページ】 「不運なPKで再びリードされた」

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