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プロ野球での実績をどう生かすか。
DeNAが川崎×バスケで目論むこと。

posted2018/07/13 08:00

 
プロ野球での実績をどう生かすか。DeNAが川崎×バスケで目論むこと。<Number Web> photograph by Wataru Sato

2018-19シーズンの目標は「B1リーグの優勝と全試合における常時満員」を掲げている。

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石井宏美(Number編集部)

石井宏美(Number編集部)Hiromi Ishii

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Wataru Sato

 7月1日よりBリーグ・川崎ブレイブサンダースは、68年という長い伝統を持つ東芝からDeNAに正式に事業が移譲された。それに伴い、新しい運営会社となる株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースが4日に事業戦略発表会を開催した。

 運営会社は変更となるがクラブ名は、今後も「川崎ブレイブサンダース」で活動する。チームカラーも同様に「ブレイブレッド」で変更なし。昨季まで7シーズンヘッドコーチを務めた北卓也をはじめ、昨季までの体制を継続することも発表した。

 一方で、新しい歴史を作る決意の表れとして、チームロゴは一新した。ゴールリングに突き刺さる稲妻をモチーフに、東芝のチーム創立年である「SINCE 1950」の文字を刻印。歴史を背負う誇りとともにプレーの力強さとスピード感、勝利へのこだわりが表現されている。

新生ブレイブサンダースが掲げた3つの目標。

 新生川崎ブレイブサンダースは、「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL 川崎からバスケの未来を」というミッションのもと、今後さまざまな活動を行っていく。クラブとして掲げる3つの目標は以下の通りだ。

・アジアクラブチャンピオンシップ優勝
・最先端のバスケットボールアリーナの実現
・年間来場者数30万人(2017-18シーズンは約9万人)

 上記の目標はすぐに実現できるものではなく、長期的な取り組みが必要不可欠だ。まずは、ファーストステップとなる2018-19シーズンに向けて「EXCITING BASKET PARK」計画を立ち上げた。

 日常から解放され、アリーナを目にした瞬間から心拍数が上がり、扉をくぐると同時に戦いのスイッチが入る。そこでしか味わえない興奮、そこでしか得られない感動を、そこにいる人々が一体となって共有する場所にしたいと考えている。

 アリーナ内はセンターハングビジョンの新設に伴う演出の強化や、音響、DJブース、ムービングライトをフル活用した音楽だけでも楽しめるライブ空間への転換、様々な企画を盛り込んだグループシート、VIPシートの新設が計画されている。

 また、アリーナ外の場内広場、サンダーススクエアでも大型ビジョンによるライブビューイングやステージイベント、飲食環境を充実させるなど、非日常の興奮をあらゆる面から演出していく予定だ。

【次ページ】 DeNAでプロ野球を成功させた立役者が社長に。

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川崎ブレイブサンダース
元沢伸夫

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