プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
高橋ヒロム、スーパーJr.の枠を越えて。
「オレが新日の新しい象徴になる!」
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2018/06/06 16:30
34分を超える激闘は、後楽園ホールの観衆を熱狂させた! 高橋ヒロムが持つカリスマ性は、どこまで伸びるか――。
IWGPジュニアヘビーで2度負けている。
スーパージュニアの連戦をヒロムは1戦目から毎日が死闘だったと言う。
「こんなに、体がきつくて……苦しい。でも、やめられないんだよ。楽し過ぎて、やめられないんだよ。
すごいよな、プロレスの力って。こんなに痛くて、こんなにきついのに、やめられないんだから。自然と、また試合がしたくなるんだ。恐ろしいな」
今年、ヒロムはオスプレイとのIWGPジュニアヘビー級選手権では、1月4日の東京ドーム(4WAY戦)、2月10日の大阪府立体育会館で2度負けている。
6月9日、ヒロムは大阪城ホールでの試合を「もっと楽しませてくれるんだろうな。面白いこと用意しておけよ」とオスプレイに呼びかけ、自らも「もっと楽しむ」という。
盛りだくさんの大阪城ホール大会「DOMINION」。チケットはすでにソールドアウトと大人気だが、オスプレイvs.ヒロムも見たいカードの一つだ。