ゴルフボールの転がる先BACK NUMBER
石川遼はパーティー後に練習場へ。
多忙な会長生活と選手の両立法。
text by
桂川洋一Yoichi Katsuragawa
photograph byYoichi Katsuragawa
posted2018/04/19 07:00
多忙な日々を送る石川遼だが、東建ホームメイトカップでは2位に入った。
「今の自分にできる100%を出す」
ただ、この制限された環境がプロとしての石川にとってマイナスとは言い切れない。
連戦をこなすプロゴルファーのキャリアにおいて、選手がいつも自分の能力の最大値を発揮できるとは限らない。天気も毎日違う。身体も心の状態も同じではない。「ケガをしているから安全に攻めたら、いつもよりうまくいった」なんてことは、よくある話だ。
時間の過ごし方に、物事の考え方にメリハリをつける。意識が散漫になっては、何事をするにも効率が悪い。重永亜斗夢に敗れて1打差の2位に終わった東建ホームメイトカップで、石川は日々「今の自分にできる100%を出す」という言葉を繰り返した。
いずれ能力の最大値を上げるためには、それを積み重ねる以外の手段はない。
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