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タフな南米遠征初戦で敗戦の森保J。
A代表経験、初瀬亮が言う「ヌルさ」。 

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飯尾篤史

飯尾篤史Atsushi Iio

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posted2018/03/23 17:00

タフな南米遠征初戦で敗戦の森保J。A代表経験、初瀬亮が言う「ヌルさ」。<Number Web> photograph by AFLO

フィジカルに優れるチリ相手に臆することなく戦った初瀬。厳しい日程の遠征で得るものは多そうだ。

このチームは一体感を生み出せるからこそ。

 こうした状況で招集された今回のパラグアイ遠征。初瀬にとってチリ戦は、自身が好調であることを証明する場でもあったのだ。

 一体感という点で、初瀬には忘れられない大会がある。今、森保ジャパンに選ばれているメンバーが中心となって頂点に輝いた、2016年U-19アジア選手権である。

「あのときは、その前の遠征からチーム全体に競争意識があって、試合に出られないメンバーも本当に一生懸命やっていた」

 このチームが、このメンバーが、大会を勝ち抜くために必要な一体感を生み出せることを知っている。だからこそ、厳しい要求もしていかなければならない。

 ピッチを離れれば、一発芸に秀でて「宴会部長」と呼ばれるムードメーカー。だが、ピッチの中ではポジションを射止めるために、競争意識をむき出しにしてアピールに努めるつもりだ。それが、最高の一体感を生むと信じているからだ。

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