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データで占う今年のJ1降格クラブ。
勝点ひとケタで折り返した新潟は……。 

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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posted2017/07/13 11:30

データで占う今年のJ1降格クラブ。勝点ひとケタで折り返した新潟は……。<Number Web> photograph by J.LEAGUE PHOTOS

15位の札幌とは勝点差8。得失点差でもダントツの最下位。新潟が残留するためには、奇跡が必要だ。

データは未来を映し出すが、すべてを決定はしない。

 18節を終えて2勝5分11敗で勝点11の広島は、最低でも勝ち越さなければならない。8勝1分7敗で勝点25をプラスし、最終的な勝点が36となる。8勝3分5敗なら、勝点は38まで伸びる。森保一監督の後を受けたヤン・ヨンソン新監督は、就任初戦から負けられない戦いに臨んでいく。

 勝点15で16位の大宮は、新潟や広島に比べるとわずかに余裕がある。7勝9敗でも勝点36で、8勝8敗なら勝点は「39」まで伸びる。勝点39でのJ2降格は、'05年以降の過去12シーズンで'12年の神戸しか例がない。シーズン途中で就任した伊藤彰監督は、8勝以上をノルマとしてチームを残留へ導きたいところだ。

 大宮と勝点1差で15位の北海道コンサドーレ札幌、同勝点で14位の甲府も、残り16試合で7勝すれば勝点37である。8勝なら勝点40の大台に乗る。五分以上の成績を残せば、安全圏へ辿り着けると言えそうだ。

 札幌は大宮との直接対決を終えており、1勝1分けで乗り切った。残留を争うライバルに勝点1しか与えなかったのは、シーズンが深まるにつれて意味を持ってくる。

 7月7日の直接対決は、0-2から2-2へ持ち込んだ。福森晃斗が叩き込んだふたつの直接FKは、札幌の今シーズンを語るうえで忘れられないものとなりそうだ。

 データは未来を映し出すが、すべてを決定づけるものではない。熾烈にして過酷なサバイバルの行方は、選手たち自身に委ねられている。

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