藤田俊哉の日欧蹴球比較論BACK NUMBER
藤田俊哉、コーチとして初タイトル。
オランダ1部昇格の幸せな体験。
text by

藤田俊哉Toshiya Fujita
photograph byToshiya Fujita
posted2017/06/06 08:00

優勝報告会で、チームスタッフとともに優勝皿を手にしての笑顔。この時こそが、サッカーに携わる醍醐味だ。
4/4 ページ目
この記事を1ページ目から読む
“将来のオランダサッカーのために”という意識。
このような桁違いのスケールで待ち受けるエールディビジで、どのように戦い抜くのか――。
まずは1部残留を目指して進むだろう。その目標を早めにクリアーし、その後、将来に向けてのチーム作りをいかに進められるかが重要になる。
今までは“選手を将来のオランダサッカーのために……”という視点で考える余裕などなかったが、今後はそんな視点を持つことも重要になるのだろう。
今シーズンのアヤックスがフットボールの面白さを示してくれたように、その選手達の今後の成長を楽しみにしながらも、来シーズンのVVVフェンロの戦いを楽しみにしている。
