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選手権、来季の目玉を早くも発掘!
鹿児島城西・生駒仁という万能型CB。 

text by

安藤隆人

安藤隆人Takahito Ando

PROFILE

photograph byAFLO

posted2017/01/07 07:00

選手権、来季の目玉を早くも発掘!鹿児島城西・生駒仁という万能型CB。<Number Web> photograph by AFLO

2016年には世代別代表にも招集された。日本サッカーが渇望する万能型の大型CBとして、生駒仁の名前が知れ渡っていくはずだ。

スケールアップすれば、Jクラブはさらなる争奪戦に。

 こみ上げて来る悔しさと自分への不甲斐なさ。この試合で彼は多くの課題を感じ取れた。

 とはいえ、ジェフ千葉のキャンプでの一つのアドバイスが彼を大きく変えたように、生駒には自らの課題に“気付き、改善しようとする力”が備わっている。

「この課題を克服して、すべての面でレベルアップをしていきたいと思います」

 来年はさらにスケールアップした生駒の姿が見られるはずだ。決意に満ちた彼の表情がそれを約束してくれていた。その証を見せた時、複数のJクラブによる彼の争奪戦は、今よりもさらに激しくなっているに違いない。

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#鹿児島城西高校
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