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いまこそ本田圭佑の話をきけ!!
「もっとクレイジーに行かないと」 

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Number編集部

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photograph byTomoki Momozono

posted2016/09/13 14:30

いまこそ本田圭佑の話をきけ!!「もっとクレイジーに行かないと」<Number Web> photograph by Tomoki Momozono

「出て当たり前、と思っているようだと厳しいと思う」と、ロシアW杯について語っている本田。

選手として“クレイジーに行く”のはいつまでか?

「自分の一番の武器は“柔軟性”。歳を重ねれば重ねるほど、過去の成功体験にしがみついて頑固になる人は多い。自分は人よりも多く負けを経験しているからこそ、適応能力や応用力が身についた。日本代表では若い選手たちが自分を貫くプレーをするのは悪いことではない。だからこそ、彼らのがむしゃらさと僕らの経験値を融合させることが大事になってくる」

「ビッグマウス」と言われた20代前半や「W杯優勝」を公言していた頃からすると、少々落ち着いた発言にも感じられる。西川氏がそのことを本人に伝えると、微笑みながらも真っ向から否定した。

「自分としてはさらに攻めないといけないと思っている。20代ももっと攻めなあかんかったなと思うくらい反省しているし。もっとクレイジーに行きたい」

 では、選手として“クレイジーに行く”のはいつまでなのか? 

 1年前の小誌インタビューでは「選手としての終わりは見据えている」と前置きした上で「次のロシアW杯は節目になると考えています」と語っていた。

 引き際について今回も同じことを問うと、1年前よりもより明確な答えが返ってきた――。

果たして本田圭佑は2018年のロシアW杯をどう位置づけているのか?
さらに、日本代表での自らの立ち位置やACミランでの厳しい状況についても、ときに大きく身振り手振りをまじえ、ときに机を叩きながら熱弁した。その全貌はNumber臨時増刊「本田を超えろ」にてお楽しみください。
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