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大阪桐蔭の猛打の秘密とは?
中田翔を鍛えた“専用マシン”。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byTetsuo Kashiwada
posted2016/08/16 07:00
大阪桐蔭時代は1年夏から5番・一塁手でレギュラー。高校通算87本塁打を放った中田翔。
「プロに行くには、バッターしか残ってなかった」
2年の春に肘を痛めた。1年夏の甲子園では147kmを計測し、多くの甲子園ファンを驚かせた彼だが、スピードボールを投げられなくなってしまった。
「それでもプロに行きたかった。となると、バッターしか残ってなかった」
大阪桐蔭からは、西武の中村剛也や浅村栄斗、森友哉、中日の平田良介など、錚々たるスラッガーが頭角を現し、プロの世界でも活躍している。中田の高校時代は、どのような雰囲気で練習をしていたのか。
「のびのび練習させてくれました。フォームなど小さいことは何も言われない。でも、打撃についてはひとつだけ、西谷監督から“専用のマシン”を使っての練習をすすめられました。スローボールの、トスをあげてくれるものです。全体のフリーバッティングが終わると、ずっとそればっかり打ってた気がする」
「高校野球が楽しいなんていうヤツはいない」
特集では、2年先輩の平田良介と、1年後輩の浅村栄斗にも大阪桐蔭について、インタビューを行っている。浅村は高校時代の練習について、「とにかくキツかった」と語っていたと中田に伝えると、
「高校野球が楽しいなんていうヤツはいないんじゃないですか。毎日つらい練習してますから。冬なんか憂鬱でしょうがない。ずっと走ってましたよ。でも間違いなく、あのころの練習が土台になっている。今に活きていると感じますね」
“専用のマシン”での練習は、中田の打撃にどのような影響を与えたのか――。
平田、浅村の高校時代を含め、大阪桐蔭の猛打の秘密がわかる記事の本編は、Number908・909・910号掲載の「大阪桐蔭 最強スラッガー覚醒の時」をぜひご覧ください。
平田、浅村の高校時代を含め、大阪桐蔭の猛打の秘密がわかる記事の本編は、Number908・909・910号掲載の「大阪桐蔭 最強スラッガー覚醒の時」をぜひご覧ください。