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サッカーの世界地図を変えたい米国。
注目のFIFA会長選挙とFBIの動き。 

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田村修一

田村修一Shuichi Tamura

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photograph byFIFA via Getty Images

posted2016/02/26 17:00

サッカーの世界地図を変えたい米国。注目のFIFA会長選挙とFBIの動き。<Number Web> photograph by FIFA via Getty Images

空位となっているFIFA会長の席。現在は、アフリカサッカー連盟の会長でFIFA副会長でもあるイッサ・ハヤトゥが代理を務めている。

カタール開催を白紙に戻し、アメリカ開催にすべき!?

 カタール開催が決まった理事会の投票が無効となり、アメリカ開催に変わるまで追及の手を緩めないということなのか?

 会長選挙に立候補した5人の候補者の中で、ブラッターが推進してきたサッカーの普及・拡大政策を最も正統的に受け継いでいるジェローム・シャンパーニュ元FIFA副事務局長(フランス)ですらこう述べている。

「アメリカとスイスの捜査が進展して、2022年の開催国決定の投票をおこなった理事の大半が逮捕されてしまったら、カタール開催を白紙に戻し、再投票ではなく開催権をアメリカに与えるべきだ」

 果たして仕切り直しとなったFIFA会長選挙はどうなるのか?

 ブラッターの思惑を継ぐシャンパーニュが勝つのか?

 現在優勢が伝えられているアジアサッカー協会(AFC)の会長にしてバーレーンの王族シェイク・サルマン(サルマン・ビン・イブラヒム・アル・カリファ)が勝つのか、はたまた今回の会長選から降りたプラティニの後継ともいえる欧州サッカー連盟(UEFA)事務局長のジャンニ・インファンティノ(スイス)が勝つのか……。

 2月26日の今日、サッカー史上もっとも注目されることになったFIFA会長選挙が実施される。

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