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元迷監督ラニエリがレスターを修理。
バーディーの11戦連続弾もお手柄?

posted2015/12/05 10:30

 
元迷監督ラニエリがレスターを修理。バーディーの11戦連続弾もお手柄?<Number Web> photograph by AFLO

代表歴はおろか、数年前までプロですらなかった男の大躍進。バーディーはどこまで走り続けるのだろうか。

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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 プレミアリーグにおける2015年の「時の人」を選ぶとすれば、レスター・シティのジェイミー・バーディーになるだろう。

 プレミア級戦力として台頭し始めたのは昨季後半。元日のリバプール戦で約3カ月ぶりにゴールを演出して2点差からのカムバック劇の口火を切ると、ラスト3カ月間では4ゴール5アシストを決めて残留を争っていたチームに勢いを与えた。

 今季は開幕14戦で14得点。11月28日の14節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1)では、奇しくもその対戦相手でかつて「ゴールマシン」と呼ばれたルート・ファンニステルローイの記録を上回る、11試合連続得点のプレミア新記録を樹立した。

 ゴールラッシュによる注目度アップと同時に、メディアでのバーディー評も大幅にアップ。昨季中はレスターが降格を避けられなければ、中位以下のプレミア勢が獲得を検討するのではないかと言われる程度だったが、今ではトップ6候補の補強ターゲットと言われている。

 実際、序盤戦のうちからトッテナムとリバプールによる興味が報じられ、11月が終わる頃にはマンUとチェルシーが獲得競争に参戦の意向だと伝えられるようになった。3000万ポンド(約56億円)とされる移籍金がネックにならなければアーセナル入りの線もあると言われ、イングランド人だけに、国産タレントに目がないマンチェスター・シティが動く可能性もゼロではない。

ラニエリがバーディーの能力を引き出した?

 現在のバーディーがあるのは、'12年に当時セミプロリーグのフリートウッド(現3部)から引き抜いたナイジェル・ピアソン前監督のおかげだ。しかし、プレミアの強豪も欲しがるバーディーの姿は、今夏にレスター指揮官となったクラウディオ・ラニエリによる部分も大きい。

 プレミアで今一番ホットなストライカーがラニエリ就任の賜物? 就任決定時にレスターの元英雄ガリー・リネカーが「Really?」と予想外の人選に対する疑問をツイートし、チームの低迷と新監督の短命を予想する声も多かったことを考えれば、それこそ「本当に?」と聞き返したくなる人もいるだろう。だが、ピアソン前体制下のバーディーと、ラニエリ現体制下のバーディーは本当に違うのだ。

【次ページ】 「いじり癖」封印を口にしつつも、施した策。

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