メルマガNumberダイジェストBACK NUMBER
視察に訪れたハリルホジッチ監督が、
大迫勇也にかけた激励の言葉とは?
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph bySports Graphic Number
posted2015/05/11 16:30
「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。
ハリルホジッチ監督が大迫にかけた言葉とは?
――すでにブンデスリーガの屈強なディフェンダーを背負ってボールを受けるのは問題ない。となると、あとは自ら仕掛けたり、DFラインの裏を突くような動きを磨いていく必要があるのでは?
「そうだね。まぁ、ホームゲームのときは本当に仕掛ける回数は増えていると思うので。ボールを持って仕掛けることが出来ているから、あとはアウェーのときに、チームとしてもっと上手く前に行ければ、自分も(そのようなプレーが)出来るかなと思う。まぁ、それが出来なかったときに、自分のポゼッションの位置をいつもと変えないといけないのかなというのはあると思いますけどね。もうちょっと……今までとは(ポジションを)逆にとってみるとか。センターバックとの勝負を、もっと高い位置でやるように心がけるとか、あまり下がって来ないようにするとか、そういうことはもっと考えないといけないのかなと思いますけど」
――シーズンも残り3試合ですが、個人的には何を意識していきますか?
「やっぱり、ゴールだよね。ゴールに向かうプレー、ゴールに絡むプレーをもっと増やすこと。それが一番大事」
――ところで先日ハリルホジッチ監督と会ったそうですが、かなり厳しい言葉を投げかけられたのですか?
「いや、そんなことはないよ。10人くらいいて、1人ずつ、『お前はこうだ』みたいに言われていったけど」
――大迫選手は何と言われたのですか?
「最近試合を見ている、と。あとやっぱり、点を獲れ、とは言われたよね。評価されるのはそこだからな、と。岡さんにもそうだったし。だから、岡さんとけっこう同じようなことを言われたかな。めっちゃスコーン、と言われるからね(笑)。まぁ、そっちの方がいいけどね」
――良い点については言及してくれないのですか?
「『徐々に試合に出ているというのは良いことだし、続けるべきだ』とは言われたけどね。ただ、ゴールだぞということで。ちゃんとゴールを入れておかないと」
続きは、メルマガNumber「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」で ぜひお読みください。