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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2014年重大ニュース!【サッカー編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byKoki Nagahama/JMPA
posted2014/12/30 10:50
ブラジルW杯での結末は残酷なものとなったが、それまでの4年間、ザッケローニ前代表監督によって、日本のサッカーファンにもたらされた幸福な時間を忘れてはならない。
J1復帰1年目のガンバが三冠制覇の偉業達成!
最終戦までもつれ込んだJリーグの優勝争いは、浦和の“自滅”によってガンバ大阪が逆転優勝。ナビスコカップ、天皇杯も制し、J1復帰後1年目で三冠制覇という偉業を達成しましたが、“面白いサッカー”という点では、読者の皆さんは他のチームにも注目していたようです。
●Jリーグ、今一番“面白いサッカー”をしているのは?~2014年篇~
http://number.bunshun.jp/articles/-/821595/feedbacks
川崎。スタイルが確立されてきて今では誰でもフロンターレのサッカーをイメージできる。対戦相手にも「今一番面白いサッカーをしている」と言わしめる内容。ハマり出すとほとんどの時間を敵陣内でパスをまわし、引きこもった相手でも崩せる上にカウンターも強力で、緩急どちらでも攻撃できる魅力。(noblogさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/20797
鹿島。とにかく若い。だから走れる。その中心に鹿島を愛し、試合に出られなくても移籍をしないベテランがいる。柴崎はもちろん、土居、昌子、カイオ、豊川、植田、伊東、赤崎、中村、梅鉢、将来が期待できる若手がすでにここまでのプレーができる。今もおもしろいが、あと2年、3年後、このチームを止められるチームが国内にあるのかが疑問になるくらい、未来が明るい!(まささん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/20819
東京。監督の采配が凄い。要所要所に合わせてフォーメーションや指示を変えて相手をみっちりと研究し対策する。前監督の元で不遇の時代を過ごした選手達がのびのびとプレーをし、結果をだしている。試合になれば前線からのプレスでボールを素早く奪い瞬く間に相手ゴールを脅かす。就任当初から中断前までは本当に苦しかった。結果が出ない。だからこそ今やっているサッカーが非常に面白く見える。(まーるめんさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/20817
ただ勝利するだけではなく、いかに魅力的なサッカーを提示するか。Jリーグをさらに発展させるには、そういった観点から評価していくことも重要でしょう。さて、来年は新年早々オーストラリアでアジアカップが開幕。日本は1月12日のパレスチナ戦で初戦を迎えます。アギーレジャパン最初の関門ともいえる戦いに期待しつつ、「言わせろ!ナンバー」で、みなさんの熱い声をお聞かせください!