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伊藤、佐藤、荒川、安藤、そして浅田。
世界選手権を彩った女王たちの系譜。 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byGetty Images

posted2014/03/10 10:30

伊藤、佐藤、荒川、安藤、そして浅田。世界選手権を彩った女王たちの系譜。<Number Web> photograph by Getty Images

2008年、世界選手権での初優勝を飾った浅田真央。あれから6年、2度の五輪を経て浅田真央が日本の世界選手権に帰ってくる。

優勝だけが選手を輝かせるわけではない。

 彼女たち5人はそれぞれに持ち味を発揮し、栄冠を手にした。

 いや、優勝した選手ばかりではない。近年で言えば、'08年の世界選手権で4位ながら、フリーでの情感豊かな演技をスタンディングオベーションで称えられた中野友加里は間違いなく大会の華であった。

 代表を逃した前年の悔しさをバネに、'12年の世界選手権で3位と初めて表彰台に上った鈴木明子の場内を引き込む明るさも、「どこからでも人間は成長できると信じてきました」という言葉とともに印象的だ。世界選手権という舞台だからこそ見られる演技が、今まで重ねられて、歴史は築かれてきた。

 ソチ五輪が終わってからひと月が経ち、3月26日にはさいたまスーパーアリーナで世界選手権が開幕する。

 日本女子は浅田、鈴木、村上佳菜子の3人が出場する。

 彼女たちをはじめとするスケーターたちが大会をどのように彩っていくのか、そしてオリンピックを経て、日本のファンの前でどんな姿を見せるのか。

 それがまた、世界選手権の新たな歴史を刻むことになる。

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