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「終わりよければ、すべて良しです」
久保裕也がACミラン戦から得たもの。 

text by

木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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posted2013/12/26 10:30

「終わりよければ、すべて良しです」久保裕也がACミラン戦から得たもの。<Number Web> photograph by AFLO

12月1日のバーゼル戦、久保裕也は1-2と1点ビハインドで迎えた後半23分に、利き足ではない左足で豪快な同点ゴールを決めた。

最も重要な試合でゴールを決め、再びヒーローに。

 12月1日、ヤングボーイズはホームで王者バーゼルとのビッグマッチを迎えた。名門どうしのナショナルダービーであり、優勝を狙ううえでも負けられない。その注目の一戦で久保は後半17分から出場すると、右サイドからドリブルで切れ込み、相手DFを一瞬のスピードで置き去りにして左足で同点弾を叩き込んだ。公式戦の計6点目は、スタジアムの大画面で何度も流されるビューティフルゴールになった。

 ベルナー・ツァイトゥンク紙の読者採点で、久保はチーム最高となる5.13を記録(1~6で、6が最高点)。前期の最も重要な試合で、再びヒーローになった。

「時間帯的に相手も多分疲れていたのでね。プレッシャーも緩かったし、それで通用したのかなと思う。地元の新聞も読まないので、騒がれている気はしなかった。まあ、前期の終盤に取れて良かった。終わりよければ、すべて良しです(笑)」

 現在、ヤングボーイズは3位。首位バーゼルとの勝ち点差はわずか2で、十分に優勝を狙える位置にいる。

 久保も「その位置を逃がさないように頑張りたい」と頂点を視野に入れつつ、後期に向けて闘志を燃やしていた。

「地元メディアの報道で『監督は久保が疲れていると思っている』と書かれたんですよ。日本で1度休んで、1月の合宿でリフレッシュした姿を見せたい、やっぱり先発で出ないと。リオデジャネイロ五輪を目指すチームに選ばれて、そこで活躍するためにもね」

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