フィギュアスケート、氷上の華BACK NUMBER
NHK杯を制した高橋大輔の威風堂々。
ついに日本のエースが帰ってきた!
text by
田村明子Akiko Tamura
photograph byAP/AFLO
posted2013/11/11 11:15
スケートアメリカの後、モロゾフコーチらと徹底的に話し合って、自分を追い込んだという高橋。「気持ちの面でオリンピックに出て自分自身がどうしたいのか……ということをもう1回考え直したんです」と語っている。
浅田はファイナル確定。鈴木は他の選手次第に。
「つい見る人もジャンプに集中してしまうと思うのですが、今シーズンのプログラムはSPもフリーも気に入っている。フリーもこれからさらに手を入れて、良いプログラムを見せたいと思っています」
浅田真央のフリーの新しい衣装は、濃いブルーの布地を使ったダイナミックなデザインのもの。以前のものよりも動きやすくて気に入っているのだという。
スケートアメリカに続いての優勝で、いち早くGPファイナルへの切符を手に入れた。
一方鈴木明子は3位に入り、4個目のNHK杯メダルを手にした。
カナダの2位と合わせて織田と同じく24ポイント獲得で、ファイナル進出は他の選手たちの成績にかかることになる。
男女合わせて総合4個のメダル――。
日本勢は改めてその実力を世界に見せつけた試合となった。