なでしこジャパンPRESSBACK NUMBER
フル代表に行くヤングなでしこは誰?
宮間も驚いた、恐るべきポテンシャル。
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byToshiya Kondo
posted2012/09/10 11:25
3位入賞を果たしたにもかかわらず満足していないという猶本(前列中央)。「悔しかった。金メダルが良かったです。アメリカが喜んでるのを見て悔しくなりました」
見えてきた……2015年に行われる女子W杯でのプレー。
次の段階では、選手たちがそれぞれの所属チームでしっかり課題を意識して練習していくことが必要になる。
そして、もちろん、なでしこリーグで試合に出ることが重要だ。
猶本は「なでしこリーグは世界一になったなでしこジャパンのメンバーがいるリーグ。U-20のこの大会よりレベルが高い。頭の良い、賢いサッカーをしている。レッズレディースでスタメンを取れるように頑張る」と言い、田中陽は「2、3年後になでしこジャパンに入っていたい」と語っている。
彼女たちの次の世界大会は2015年の女子W杯。そのときにまた新たな「サプライズ」を起こすことを期待したい。
女子サッカーの次元をさらに高めていくポテンシャルが、ヤングなでしこにはある。