ディディエ・ドログバの名言
キャリアを通して常に絶好調を維持することはできない。私は今、あまり良くない時期にいるだけ。これがこの世の終わりということではない。
ディディエ・ドログバ(サッカー)
2012/07/01
'08-'09シーズンのチェルシーは、開幕時こそ好調だったものの、モウリーニョの後継監督であるスコラーリが就任7カ月で退任するなど、シーズン半ばで空中分解してしまう。絶対的エースだったドログバも怪我でシーズンを出遅れると、コンディションが回復しても試合に起用されずにいたりと、ニコラ・アネルカの脇役に成り下がっていた。それでもドログバは「苦しい状況にいるが、チャンピオンズリーグでは成功を掴めると願っている」と欧州制覇にかける執念をもらしていた。それから3年後の'12年、CL決勝でチェルシーはバイエルンを下し、ドログバの思いはついに結実したのだった。
Number723号(2009/02/19)