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男子卓球で20年ぶりに高校生代表。
丹羽孝希が五輪初メダルの切り札に! 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2012/05/04 08:00

男子卓球で20年ぶりに高校生代表。丹羽孝希が五輪初メダルの切り札に!<Number Web> photograph by AFLO

昨年の世界ジュニア選手権大会シングルス優勝、今年に入ってからも全日本卓球選手権大会のジュニア男子部門で3連覇を達成している丹羽孝希。得意技は「チキータ(バックハンドでの攻撃的レシーブ)」。

丹羽本人も「団体戦はメダルを獲りたい」と意気込む。

 ただ、メダルを獲得するにはひとつ壁を乗り越えなければならないものがある。

 というのも、世界選手権は3位決定戦がないため、準決勝に進めば銅メダル以上が確定するが、オリンピックでは3位決定戦が実施されるのだ。

 日本は、北京五輪でも男女ともにトーナメント上ではベスト4まで進んでいる。しかし、準決勝、3位決定戦ともに敗れてメダルには手が届かなかった。

 オリンピックでのメダル獲得となれば、準決勝あるいは3位決定戦を勝ち抜くこと。つまり、これまでよりハードルをひとつ余計に越えなければならないのである。

 そういう意味で丹羽が馬龍に勝ったことは、シングルス2試合、ダブルス、シングルス2試合で行なわれる団体戦での選手起用の幅を広げることになるし、メダルをめぐる最後の競り合いの中で、大きな自信となり得る。

 丹羽本人も「団体戦はメダルを獲りたいです」と意気込みを見せている。

五輪3度目の福原、成長著しい石川を擁する女子も期待。

 むろん女子も負けてはいない。

 アテネ、北京に続く3度目のオリンピックとなる福原。

 初出場ながら、国際舞台の経験を豊富に積み、順調に成長してきた石川。

 そして北京に続き、2大会連続出場となる平野もオリンピックへの執念をふたり以上に燃やしてきた。

 このロンドン五輪で、シングルスでの戦い、そして団体での戦い双方で、男女それぞれにメダルを目指すことが日本卓球界で初めて可能になったのだ。

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