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「億」の重みを存分に伝える、
“熱い男”山崎武司のプロ意識。 

text by

田口元義

田口元義Genki Taguchi

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photograph byHideki Sugiyama

posted2010/01/05 10:30

「億」の重みを存分に伝える、“熱い男”山崎武司のプロ意識。<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

今季は100打点を超えており、41歳にして、門田博光、タフィ・ローズ、金本知憲らが持つ40歳100打点の記録を塗り替えた。39本塁打107打点と両部門でパリーグ2位という活躍ぶりも光る

「『コノヤロー!』って気持ちがプロには必要だと思う」

「プロの晩年は悔しさいっぱいでしたから。最後に『コノヤロー!』って気持ちを出していければね。古い精神かもしれないけど、それってプロには必要だと思うんですよ」

 二冠獲得時、山崎はオリックス時代の最後を「晩年」という言葉で表現した。

 楽天ではそれを自分に強く認識させ、熱い男を積極的に演じ続けるほどになった。

 その結果が今年の2億5000万円という評価に結びついたのであれば、彼が古いと苦笑する時代錯誤の“熱さ”もまだまだ捨てがたい。

 少なくとも「晩年」は2年伸びた。この期間の山崎武司のプレーを見ていれば、複数年契約の真意が分かってくる。そんな気がした。

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山崎武司
東北楽天ゴールデンイーグルス

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