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鹿島、想定外の失速で
J1優勝争いは大混戦に。
text by

二宮寿朗Toshio Ninomiya
photograph byToshiya Kondo
posted2009/10/16 06:00
攻守にわたる主軸だった本山雅志を失い、鹿島は急に失速した
J1の優勝争いが混沌としてきた。一時は2位に勝ち点10差をつけて独走状態に入っていた鹿島アントラーズがここにきて急ブレーキ。第28節(10月4日)でアルビレックス新潟に0-1で敗れ、5カ月ぶりに首位の座を明け渡した。
鹿島と勝ち点50で並んだリーグ戦13戦不敗中の清水エスパルスが、得失点差で今季初めてトップに。2位に転落した鹿島の後に、ガンバ大阪(勝ち点49)、川崎フロンターレ(49)、アルビレックス新潟(46)、サンフレッチェ広島(45)と続き、勝ち点5差内に6チームがひしめく大混戦となったのだ。
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